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映画「うまれる」に感動…

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ひさしぶりに映画を観て、泣きました。
映画「うまれる」は、それぞれ違うかたちで
「いのち」と向き合う4組の夫婦のドキュメンタリー。
- 両親の不仲、虐待を経験し、親になる不安を抱えつつ出産に挑む夫婦。
- 生後1年以内に90%の命が亡くなってしまう、
 不治の障害を持つ子どもを育てる夫婦。
- 出産予定日にお腹の中で赤ちゃんを亡くした夫婦。
- 9年間の不妊治療の末、子どものいない人生を受け入れた夫婦。

夫婦の数だけ、いろんな状況があって、いろんな経験があって、
いろんな思いがあるんだよね。希望、不安、絶望、許し、無償の愛…
映画に登場されたそれぞれのご夫婦の体験は、
つらく悲しいものであったりもするけれど、
いのちという輝きと真摯に向き合われている姿は、
本当にキラキラしていて、笑顔がとっても美しかった。
どんな形であっても、それは神様が与えてくれたギフトなんだよね。
あらためて「いのち」が愛おしくてたまらなくなった。
いまここに与えていただいている「いのち」を全うしよう。
これから生まれてきてくれる「いのち」に精一杯の愛を注ごう。

つい先日、ある決断をしました。
それは、お腹の赤ちゃんの出生前診断(羊水検査など)をするかどうか。
羊水検査は簡単に言うと、お腹の赤ちゃんのまわりにある羊水を採取して、
染色体などの異常の有無を調べる検査。
年齢とともに、胎児が染色体に異常をもつ確率が高くなり、
40歳では、106人に1人の割合でダウン症という個性をもった
子どもが生まれると言われている。
欧米では高齢出産でなくとも、検査をするのが普通らしく、
アメリカ人の彼は、当然検査を受けるものだと思っていたようでした。
担当の先生の話を聞いた上で、二人でじっくり話し合いました。
検査をする?しない?検査のリスクをどう考える?
検査をして陽性だったら、生まない選択ができるのか?
逆に、子どもが大きな障害を持って生まれてきたら、
責任を持って育てることができるのか?
良いのか、悪いのか、いのちの選別ができてしまう世の中…
私達は、二人を選んでくれたいのち、その存在を
ありのまま受け止めよう、と、検査はしないことにしました。

とにかく、今は、日々笑顔でおだやかに過ごそう〜とのんびりモード。
いつもサポートしてくれる彼、職場の仲間、家族、友人達に感謝。
映画「うまれる」いろんな方に見ていただきたいです。
思わず、サウンドトラックのCDを注文してしまいました。
佐賀ではイオンシネマ大和で3月11日(金)まで上映中ですよ〜
by plantatree | 2011-03-07 20:05 | 未分類
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