涙が出そうなほど感動しました。
1年に1度のこの瞬間に立ち会えたことに心が震えました。
マカブジャ=万仏節は旧暦3月の満月の日に行われる儀式。
涅槃に達した釈迦の説法を聞きに1250人の使徒が集まったという
故事を記念して行われ、夜、参拝者が寺院に集まり本堂の周りを
ロウソク、線香、蓮の花を持って3回まわり祈りを捧げる…というもの。
説法の後につづく、まるで歌を聴いているようなメロディアスお経…
たくさんの人々の声がひとつになって、お寺中に響き渡りました。
ただ目を閉じて静かにその場の空気を感じました。
この儀式を見るために私達が選んだお寺はワット・ポー。
通常は夕方までの参拝ですが、この日は夜遅くまで開放されていて
本当にラッキーでした。どこの寺院でも同じように参拝できたようです。
ライトアップされた涅槃像さまを、恐れ多くも私達ふたりで独占!
ぜいたくなひとときでした…
新月の日に日本を出発し、旅の締めくくりに満月の儀式に参加できるなんて。
We are blessed.....
ただただ感謝の気持ちにあふれました。
信仰する心って本当に美しいですね。お経の大合唱…忘れません。